掃除と後片付けと整理と収納の違い。
皆様、こんにちは。
神戸在住、お片づけ魔のモモでございます。(^◇^)
昨日は、ネパールの香り漂う昭和の古民家のお片づけに伺ってきました!
元々茶道家の方の家だったとのことで、家の持つ雰囲気がとっても素敵です。
小津安二郎好きにはたまりません。
さてさて、あいも変わらず、話題はお片づけのことばっかりな私ではありますが、プロには常識だけど、一般の方にはまだ浸透していなくって、それがわかっていないばかりに、どこをどーやって片付けてよいのか分からない…という知識があるなあ、と最近気がつきました。
それは、
掃除と、後片付けと、整理と、収納は、
全然違うということです。
それぞれ、次のような意味です。
①掃除・・・・汚れを取り除くこと
②整理・・・・使い道をはっきりさせ、不要と分かったら処分すること
③収納・・・・モノに指定席を与えること
④片づけ・・・使い終わった後、元の場所に戻すこと。(モモ註:後片付けとも。)
⑤インテリア・・室内装飾のこと
(飯田久恵著『「出し入れ」楽チン!クイック収納術』PHP研究所 2009年 20頁)
今現在、「片付け」という言葉は、「空間を整える、美しくする」という、①~④が混ざった意味で使用されることが多いですが、実はそれぞれ、まったく違う作業です。
例えば、私は整理と収納はとっても得意だけど、掃除はほどほどで、後片付けはむしろ苦手です。
お掃除のプロの人から、掃除と整理収納は使う脳みそが全くちがう、ということも聞いたこともあります。
しかし、日々の暮らしでは、深くつながっている作業でもあります。
たとえば、整理がされておらず、不要なものが溢れていると、掃除がしづらくなります。
モノの指定席が決まっていないと、モノを元に戻すことができず、散らかってしまいます。
いわゆる整理収納とは、整理と収納を適切に行うことで、掃除と片付け、その他の家事がしやすくなる家をデザインしなおすということなのです。
注:このブログでは、整理、収納、後片づけを含んだ意味で、「片付け」という言葉を使用しています。
「整理収納」ではなく「片付け」という言葉を多く使う理由は、「整理収納」は外来語の翻訳であり、明治以降に使用されるようになった言葉であることにくらべ、「片付け」は江戸期以前からも使用されていた、日本人の本来の感覚にもとづいた言葉であるからです。
<お知らせ>
お片づけに効果抜群の、コラージュを作る会を開催します!
噂のインテリア➕風水の坂西やす子さんもきてくださいますよ〜。
詳しくは下記リンクをみてくださいねっ(^◇^)
お片づけのガイド&サポートをご依頼なさいたい方はこちらへどうぞ↓
ではでは、明日も良いお片づけを♪
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。