在庫管理からわかる!売れている店、売れてない店。
アパレル販売をやっていた時も、
在庫を持っている個人事業主さんの片づけをお手伝いする時もなんですが、
在庫の置き方や状態から、
そのお店が売れてるか売れてないか、
わかっちゃうんですよね・・・・
今の時代、ほんとわかりやすくなってきてますが、
「売れている店」=「お客さんを大切にしている店」。
「売れてない店」=「お客さんを大切にしてない店」。
こう言ってしまって間違いではありません。
もちろん、商品の質や魅力も関係してきますが、
正直、そこまで大差はないです。
ちがうのは、一点。
お客さん目線かそうでないか。
売れている店は、
もっと良い商品を仕入れた、もう旬じゃなくなった、
動きがなくなった商品つまり、
お客さんが望まなくなった商品について、
早い段階で対策をします。
価格調整をしたり、
それでもダメなら、破格の安値を設定したり、
福袋商品にしたり、プレゼント商品にしたりします。
最終的には廃棄する場合もあります。
バックヤードはスッキリ整理されていてわかりやすく、
こまめに整頓しています。
そして、きちんと並べられているため、状態もいい。
少しでも早く、良い商品をお客さんに提供する心意気が伝わりますよね。
でも、売れていない店は、
在庫はお金!店においときゃ、売れるかもしれない!とばかりに、
もう動いていない商品の在庫を、
いつまでもいつまでも抱えています。
はい。店の都合なんです。
そういう店はたいてい、
「売れるかもしれない」商品が、
ところせましとディスプレイさせています。
「うちの店は、あなたにこんな商品を提供できますよ!」という、
メッセージが全くお客さんに伝わりません。
お客さんが本来、店に求めているはずの、
魅力的な商品が埋もれてしまいます。
在庫に余計な商品があると、
バックヤードも混乱します。
お客さんが今ほしがっている売れ筋の商品が、すぐに出てきません。
そして、売れてない店は、たいてい倉庫とか、バックヤードが分かりづらい。
商品が整理分類されておらず、雑な扱いをされています。
倉庫やバックヤードだから、お客さんにわからない?
いいえ。
その考え方が、売り上げに反映されてますよ!
一般の人は、在庫見る機会ってあんまりないですが、
個人事業主で在庫を持ってらっしゃる方は、
必ずチェックしてほしい点です。
お客さんのために在庫を持っているだろうか?
自分の都合になってしまってないか?
ではでは、明日もよいお片づけを!(*´▽`*)